クイーンのライブが見たくなる
クイーンのボーカルフレディ・マーキュリーの半生を描いた作品。
インド系で、「パキ(パキスタン人)」と揶揄されていた彼がクイーンのメンバーと出会い、フレディ・マーキュリーとしてセルフプロデュースして、どんどん人気になる様、自分のセクシャリティの問題、売れ出してからのメンバーとのすれ違いなど、ただかっこよくてカリスマだったフレディの内面が見れてすごくよかった。
ラスト22分は、クイーンの合間にライブエイドでのライブパフォーマンスがながされるんだけど、それが圧巻。めちゃくちゃいい。舞台裏でのメンバーとのカツの入れ方や、なんだか浮き足立ってる感じ。ちよっと緊張した感じで、最初のボヘミアンラプソディーのピアノを引き出す感じ。客との掛け合い。すべてがすばらしい。
そして、映画がおわったあとのエンドクレジットでのドントストップミーナウですごく気分を上げて終わってくれるのがめちゃいい。このドントストップミーナウは本物の映像が流れるんだけど、やっぱ、ラミもすてきだけど、本物はすごいな、めちゃかっこいいなと思わせてくれる。
映画を見終わったあと、クイーンのライブDVDを買ってしまった。伝記映画というと、そのファンのものというかんじだけど、この映画はむしろクイーンを知らない人が見るべきかも。クイーンを知りたくなるから。そういう映画です。