凄く良い映画
凄く良い映画でした。なにより脚本が本当に良い。「諦めなさんな、諦めない事が肝心なんだ、あんたなら出来る」おばあちゃんが電話で片っ端から励ましていた時の台詞クライマックスで、健二が画面に向かってる時聞こえないはずのおばあちゃんの声が聞こえる気がした。もし台詞を、おばあちゃんの声でほんとに被せたりしてたらダサかったけど、それをしてなくて、でも心に焼き付いているから見てるこっちの心に声が響く、素晴らしい計算。「お腹が減ってることと一人でいることが、一番いけない」「人生に負けないように、もし苦しい時があってもいつもと変わらず家族皆揃ってご飯を食べること」やってきた侘助と、世界の終わりの手前で、皆でご飯「食べてる場合なの?」「遺言だからな」みんなでご飯がどんなに大切か痛烈に伝わる皆でご飯は世界を救う。コダマ「ドイツの男の子のアカウント」が現れてからの一連の流れは、インターネットの恐ろしさと同時に存在するインターネットのポジティブな素晴らしい可能性に改めて気付かされた、インターネットがあるから僕らは、世界の裏側の人の顔を見られる想いを交わせる繋がれる。家がボロボロになってもお葬式でもHappyBirtndayを仲良く歌う家族そしてどこまでも続く長蛇の列お葬式は故人の生き様「大切なのは人と人が声を掛け合ってコミュニケーションを取ること」人と人の繋がりで闘うおばあちゃんの凛々しさ。サマーウォーズ夏の戦いといえば甲子園も同時進行で温泉と甲子園の実況がリンクしているのが面白かった。