中世ヨーロッパ好きであればたまらない作品
中世ヨーロッパのようなお城がでてきて舞台はとてもロマンチックです。騎士団や王様、また英雄などの登場人物がくりひろげる世界感がとても面白いです。ファンタジーが好きな人には世界観もあいまってぐんぐん読めちゃいます。魔法使いや天使と魔人王の戦いだけでなく、ほんのり恋愛要素があり女性でも見やすいです。
人間、妖精、巨人族、魔法使いなど様々な登場人物がおりなす物語です。主人公は魔人王の息子であったのには驚きました。最初はなぜ歳をとらないのか、魔人王の息子なので敵なのかと思わせるようなそんな描写がみられてはらはらします。
謎解きのような伏線がいくつかあり、物語が進んでいくとその伏線が回収されていき面白くてやめられません。七つの大罪という一見聖書にもつながり天使もでてくるので雰囲気がなんとなく謎めいていて読みだすととまりません。
騎士団の団長メリオダスとエリザべスの謎が解明されていくにつれてメリオダスのレベルがあがりますからすっきりもします。さくさくと物語が進んでいき、長引かせるようなことがないので読んでいても疲れませんしイライラしません。なぜメリオダスが歳をとらないのか次第と明らかになっていきます。今後は人間の中からでてくる英雄アーサーの活躍が楽しみです。