ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて / DQ11 / ドラクエ11 / Dragon Quest XI: Echoes of an Elusive Age / ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S

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『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』は、スクウェア・エニックスから発売されたRPGゲーム『ドラゴンクエストシリーズ』のナンバリングタイトル第11作目である。プレイヤーは勇者となって、冒険の旅を繰り広げながら、悪の支配者を倒すために奮闘する。
本作は、グラフィックやストーリー、ゲームシステムなど、多くの面で前作を上回る進化を遂げている。また、シリーズの伝統である「メダル王国」や「カジノ」などの施設も健在で、やりこみ要素も充実している。音楽面はシリーズの代表的な作曲家である「すぎやまこういち」が担当し、壮大なオーケストラ曲も多数収録されている。
また、本作はPS4版と3DS版の2つがあり、それぞれ以下のような異なる特徴を持っている。PS4版は高画質で美しいグラフィックや臨場感ある音響が魅力で、3DS版は2画面での遊びやすさや、3D表示が可能な点が特徴的である。『ドラゴンクエストシリーズ』のファンはもちろんのこと、RPGファンでも簡単に始められるゲーム内容になっている。

sugap04915のレビュー・評価・感想

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9

DQ史上最高傑作

ドラゴンクエスト11は堀井雄二さんが「鳥山さん、すぎやまさんと作る最後のドラクエ」と意気込んでいただけあってストーリー、キャラの個性、画質、音楽のどれをとってもハイレベルなものとなっており、同時にこの御三家の作る最後のドラクエという寂しさもある。
またDQファンにとっても「ロトシリーズ」の原点を知る物語であること、要所要所に懐かしい音楽が流れていること、復活の呪文でゲームを再開できることはなんといってもたまらないものではないだろうか。
特に上記にも記したようにDQ11は「ロトシリーズ」との関連が非常に強く、DQ1、DQ3とは特に結びつきが強い。例えば、16歳の成人を迎えるた日に城へ出向くのはDQ3と同じである。クリア後のフィールドのBGMもDQ3と被っており、DQ3と同じように黒幕を倒した後にロトの勇者として語り継がれる。そのあとに流れるEDの最後にDQ1の主人公が竜王の城に挑もうとする瞬間が流れる。スタッフロールの終わりにはDQ3の最初に城に行く前の主人公が母親から起こされているであろうシーンが流れている。他にも例を挙げればきりがないほどあるが、それは歴代DQファンにはとてもうれしいことである。
もちろんストーリーはDQ11として独立できているので、DQシリーズを始めてプレイされる方にも安心して楽しめるようになっている。このような点をふまえて私はDQ11がDQシリーズ最高傑作であること、そしてDQシリーズという枠をこえてテレビゲームとしてとても面白いものだということを主張したい。