ピクセル

ピクセル

『ピクセル』は2015年7月24日に公開されたアメリカの映画。監督はクリス・コロンバス、主演はアダム・サンドラーが務める。原作はパトリック・ジャンが監督を務めた2010年の短編映画『ピクセル』。
「ヴォルーラ星人」と地球人の戦いを描いた作品で、「ヴォルーラ星人」が映像を基にゲームのキャラクターを実体化させ攻撃してくる点が特徴的。ゲームのキャラクターとして、『パックマン』『ギャラガ』『ドンキーコング』といったクラシックアーケードゲームのキャラクターが数多く登場する。
ゲームのキャラクターと現実の人間が戦うという斬新な内容だったが、第36回ゴールデンラズベリー賞の最低作品賞などにノミネートされてしまった。

toystory0928のレビュー・評価・感想

ピクセル
8

タイトルなし

2015年に公開された映画「ピクセル」は、1982年にゲーム大会に出場した少年たちが30年の時を経て宇宙人たちからの侵略から地球を守るといった映画です。
82年に行われたゲームの大会映像を宇宙に流したところ、それを見た宇宙人たちが地球人を攻撃的であると考え、地球侵略に乗り出してくるといった内容で、宇宙人には軍事兵器での攻撃は一切通用せず、ゲームキャラを模した電子的攻撃でしか対抗できません。その宇宙人たちとの対決で地球の運命がどうなるか決まるという内容でした。

私が特に好きなのはパックマンでの対決シーンであり、ゲーム大会で活躍した3人がモンスター役となり、パックマンを車で追いかける場面です。ただ追いかけるだけではなく、パックマンの反撃もあり、3人の頭脳プレイが見られたところもよかったです。
少し残念なところは登場するゲームがかなり古い点で、いくつかの作品は見たこともなかったのでゲームのルールが最初は把握できませんでした。なので、もう少し新しいゲームで対決してもよかったかもしれません。ゲームが題材となった映画はいくつかありましたが、ゲームのキャラと人間が対決するという作品は今までなかったように感じます。斬新さを感じられるこの作品をぜひ見てください。