漫画家シンデレラストーリー
『バクマン。』という漫画家を目指すというストーリーの漫画がある、ということを周囲からフワッと聞いていたものの、読まずにいたところアニメ化されていたので、一気に見ました。始まりが同級生で隣の席のマドンナ的女の子と両想いというアルアルスタート。そして、女の子は声優に、主人公は漫画家になりたい。お互いの夢が叶ったら結婚。というなんとも分かりやすい流れ。この時点で少し鑑賞意欲が減退したものの「漫画家」という世界については無知なので興味があり見続けることに。すると、見るほどに引き込まれてしまい結局3期まで一気に見ました。恐らくジャンプを意識したジャックという漫画での連載を通して描かれているのですが、漫画家さん同士の繋がりや漫画家さんと担当編集者さんの繋がりなど、初めて知ることが多くとても楽しめました。特に、担当編集者さんが作家さんと一緒になって連載漫画の展開を考えるシーンには、締め切りに作品を回収するだけだと思っていたので驚きました。また、同じく学生で連載デビューしたライバルがいるという部分でとても少年漫画らしいなと感じました。戦闘シーンこそないものの、ライバル作家さんとのせめぎ合いはカナリ見応えがあります。絵に描いたようなハッピーエンドでまさにキラキラシンデレラストーリーだなと思いましたが、ストーリー展開が飽きさせない構成なのでおススメしたい作品です。