王道ストーリーで、ドラクエらしさを感じやすい
PS2のタイトルにしてはグラフィックはかなり綺麗な方だったのではないか?と思います。
そこがまず魅力的ですし、注目できるポイントになるでしょう。
そして、ゲーム内容に関しては王道のストーリーであり、ドラクエらしさを感じやすい状況です。
したがって、他のドラクエシリーズをプレイしてきた人、RPGが好きな人であれば楽しめる可能性は高いと思うのです。
本作ではテンションというシステムが存在し、各ターンごとにテンションをためるという行動をすると、ステータスが上がるなどの恩恵があります。
このテンションを上手くアップさせていくことで、ボスなどを倒しやすくなるため、これを上手く使っていくことができるか?というのは大きなポイントです。
ただ、このテンションについては敵も使ってくることがあり、一気に大ダメージを食らうようなシーンがあるため、注意しないといけません。
全体的に面白さは満載で、十分に満足できる内容となっているものの、気になる点を挙げるとすればパーティーメンバーが少ないです。
PS2版では主人公を含めて4人であり、基本的には誰を入れるか?などを検討する余地がないので、そこはちょっと物足りないと感じた部分になります。