『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』の名言3選
みなさん、こんにちは。ご覧いただきありがとうございます。
『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』は観に行かれましたか。漫画で結末は出ておりますが、アニメーションだとより一層躍動感、声のトーンが際立ちます。
それでは、映画での名言3選をご紹介します。
1.「...おかげさまで 本当におかげさまで 極たまに面白いです」(月島蛍)
初めて見た人は、この月島のセリフに「ん?極たまに面白いって、そんな面白くないってこと?」と思われるかもしれません。しかし、ここのシーンはアニメシーズン2の夏合宿編をご覧になられると、月島の「極たまに面白い」の意味が分かります。
月島(烏野1年)は黒尾(音駒3年)にブロックを教えてもらっていて、いわば師弟関係でした。ただ、月島は「所詮、ただの部活』と本気になれないまま、上を目指さない状態。そんな月島に技術的にも心理的にも変えてくれたのが黒尾です。ぜひ漫画でも、アニメでもいいので、シーズン2の夏合宿編をご覧ください。
2.「ツッキーの『徹底ネチネチブロック』にさ みんなが腹が立つわけじゃん? そんでさ「良かった間違ってなかった」って思ったんだよね」(黒尾鉄郎)
いつボールを落としてもおかしくないほどのラリーの末に、黒尾が「ヅッキー(月島)あんまり頑張らないで!ラリー長引くと疲れるでしょ!」と声をかけると、月島が「黒尾さんががんばんなきゃ、すぐ、終わるんじゃないですか!」と珍しく月島も感情的に(笑)答えるのですが、そのあとに黒尾が言ったのが、こちらのセリフです。
1つ目にご紹介した名言でも言いましたが、月島と黒尾は師弟関係です。黒尾自ら、ブロックの技術を月島に叩き込むことで、試合相手になったときに「自分のやってきたことは間違ってなかった」と証明された瞬間なのでした。
自分がやってきたことが間違いだと言われるのは、誰しもが怖いと思います。しかし黒尾がずっと教えてきたことが、形となって実ったのがとても誇らしいです。
3.「クロ おれにバレーを教えてくれてありがと」(弧爪研磨)
小学校時代に黒尾が「研磨!バレーしようーぜ」と誘い続けて、研磨がバレーをするきっかけになりました。
研磨(音駒2年)自身は、黒尾がやっているからバレーをやっているだけだと日向(烏野1年)に話していました。黒尾は「研磨はインドア派であり、大きい試合後は熱を出すことが多かった。引きずり込んだ身としては多少罪悪感があってですね」と語っています。
ゴミ捨て場の決戦で、研磨は今までバレーで感じたことがない”たのしい”に気付きました。その試合が終わり、研磨が「クロ、おれにバレーを教えてくれてありがと」と感謝の言葉を伝えたのでした。
黒尾は驚きつつ混乱していて、照れ隠しもせず、素直に伝えた研磨がとても微笑ましかったです。黒尾も月島の件に引き続き、研磨のその言葉で救われたことでしょう。
いかがだったでしょうか?『ハイキュー!!』にはたくさんの名言があり、心を震わすものがあります。学生時代にスポーツをやっていたひとは特に思い出されるのではないでしょうか。もっと見たい方はぜひ、漫画、アニメをご覧ください。
ご一読下さり、ありがとうございました。