スピッツのボーカルは詩人
私はかれこれ18年スピッツが好きです。
スピッツと言えば過去の人。スピッツイコール「ロビンソン」でしょ?と思っている人に物申したいですね。スピッツは第一線でずっと頑張っている大御所メジャーアーティストだよ、一発屋じゃない、と。よく、全盛期以降あまり姿を見ないと言う人がいるけれど。それは違いますよ。彼らは自ら選んでメディアにあまり出なかっただけですから。その分ライヴに力を入れてずーっとライブハウスのようや小さな所でライヴをしてきたんです。ほかのアーティストより安いチケット代で2000人規模の会場で、近い距離感で演奏してきたんです。なので固定ファンからの信頼が厚いんです。良くCDとライヴとでは全く声が違うと言うアーティストがいますが、ボーカルの草野マサムネさんは生で聴いてもCDと同じ声を出してくれるので本当に実力のあるアーティストだと思います。
最近では丸くなってやっとアリーナのような大きな所でライヴをするようなったスピッツですが、固定ファンが多いのでやはりアリーナでもお客さんは一杯で埋まります。フェスのような若いアーティストが沢山いる中でもお客を流すことなくしっかり掴み自分のお客さんにしちゃう。実力があるから。最高ですね。
さて、スピッツと言えばさわやかな歌詞に、さわやかな歌声。と言うイメージを持たれる方が多いと思いますが、否。結構さらりと変態的な歌詞が多いです。さわやかな声で分からないように変態的な事を言う。歌詞に注目するとあぁ、なるほど詩人だな!とビックリするような名曲が数多くあります。とうまわしな言い方、比喩表現が多くストレートな歌詞が少ないのが魅力的です。