『葬送のフリーレン』の面白さとは?
『葬送のフリーレン』は小学館『週刊少年サンデー』にて連載されている漫画です。原作は山田鐘人、作画はアベツカサが行っています。数々の賞を受賞していて、2023年9月にアニメ化がスタートした人気作です。
内容は、魔王を倒した勇者一行の1人であるフリーレンの後日譚を描くファンタジー作品となっています。フリーレンが勇者ヒンメルたちとの思い出を振り返りつつ、新しいパーティーメンバーと新たな旅を始める物語です。
フリーレンは長寿種のエルフであるため、時間の感覚が人とは違います。そのために、取りこぼした人の感情などを旅の中で学んでいきます。派手なアクションや大掛かりな陰謀などは少なく、日常の出会いや別れなどに重きを置いた作品と言えます。
そのため、物語の抑揚が少なく面白みを感じれない人もいます。
特に最初は登場人物も少ないことや、主人公であるフリーレンの感情の起伏があまり無いことからそう感じる人もいます。
しかし派手な物語はありませんが、心動かされる話が多くあり、余韻を楽しむ漫画です。
またシリアスな場面でも一定のギャグが入っており、どこか脱力した雰囲気を楽しめる漫画でもあります。
物語が進むにつれ、強敵や個性的なキャラも増え、ますます面白くなっています。