「ずっと真夜中でいいのに。」が放つ圧倒的世界観について迫ります！
「ずっと真夜中でいいのに。」は、2018年にデビューした音楽バンドグループです。
ボーカル担当のACAね氏を筆頭に、多彩なアーティストたちが流動的にユニットを結成していますが、作詞作曲を手がけるのはボーカルのACAね氏1人なのです。
2018年にYouTubeへ動画を公開。これがメジャーデビューシングルであり、当バンドの代表曲でもある「秒針を噛む」です。活動開始の3年後に本動画は1億回再生を突破し、デビューシングル公開以降もスマッシュヒットが続きました。
「ずっと真夜中でいいのに。」は基本的にテレビ出演での歌唱は行っておらず、インターネット上でのオンライン活動が中心です。メジャーデビュー後は定期的にツアーライブも行うなど精力的に活動していますが、ボーカル兼作詞作曲担当のACAね氏は未だに多くの謎に包まれている人物です。
そもそもACAね氏は一切の顔出しを行っておらず、ライブでも照明演出等により顔が見えづらい構成となっています。なので彼女を知る手がかりは容姿以外の部分、つまり歌声と作詞作曲のセンスにすべてが委ねられています。
多彩で繊細かつキャッチーなメロディーラインに乗せて歌われる歌詞は、どれも独特の世界観を放っています。歌詞だけで見ると作詞家の言いたいことは実に不明瞭ですが、楽曲専用に作られたミュージックビデオとともに音楽を聴くと、不思議と独特の歌詞がすんなりと頭に入ってくるのです。
彼女の歌詞の多くは比喩的表現が多く、文字だけを目で追っていても何を伝えたいのかさっぱり分かりません。しかし前述したとおりミュージックビデオに歌を乗せると、独特の歌詞が醸し出す唯一無二の世界観に心が奪われるのです。
ACAね氏の澄んだ歌声は、軽やかなメロディーからしっとりしたバラード、アップテンポなバンド調まで自由に順応します。これもACAね氏の高い歌唱力だからこそ成せる技なのでしょう。
彼女の歌声で紡がれる歌詞は力強いメッセージ性を持ち、聴いている人々の心を揺らし、共鳴させ、彼女の世界観へと没入させます。まるで魔法にでもかかったような音楽体験を実現させてくれるのです。