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こんな先生に教わりたかった
椚ヶ丘中学校3年E組に新しい教師が来ます。それは見た目がタコで全身黄色の殺せんせー。殺せんせーは「1年以内に自分を殺せなかったら地球を破壊する」と言い、自分を殺す担当を3年E組に一任。つまり、生徒と先生、殺し屋と標的という関係が成り立つところから物語が始まります。
作者の松井優征先生はこの『暗殺教室』という漫画を1からラストまで考えた上で描きはじました。なので、最終回までブレることなく楽しめます。内容もとても面白くもともと落ちこぼれだけが集められたE組の成長、ずっと見下してきたA組に勝つシーンなどスカッとする要素もたくさんあり、何より殺せんせーが魅力的なのが大きいです。1年以内に殺せればクリアとは言うものの、殺せんせー自体はマッハで移動可能、身を固めて圧倒的な防御力を得ることもできます。しかし、反対に弱点も多くメンタルが弱い、世間体を気にする、器が小さいなど人間らしいところがあるところも好感を持てる要因でもあります。
他にもイケメンで堅実な副担任の烏丸先生や伝説の殺し屋、伝説の傭兵など強キャラがたくさん登場します。そして最後、1年間殺せんせーと共に楽しい思い出を作ってきたE組の生徒たちは殺せんせーを本当に殺せるのか。生徒たちの最後の決断も見どころになります。実写映画化もされている、1度は読んでほしい漫画です。