連載終了から年月が経っても色あせないおもしろさ
『ドラゴンボール』といえば、知らない人はいないと思うくらい有名な作品。
連載終了からかなり経っていますが、今読んでもそのおもしろさにページをめくる手が止まらなくなります。
主人公の悟空の少年時代から物語は始まり、数々のエピソードを経て大人になった悟空と、立ちふさがる強敵との戦いが描かれていきます。
作者の鳥山明氏による迫力あるバトルシーンが1番の見どころです。
バトル漫画ではありますが、やや天然な悟空のコミカルなシーンも多々あり、そのメリハリも私が好きなところです。
私のおススメエピソードは、セル編。
みんなが苦しめられたフリーザをあっさり葬った謎の青年の登場を始まりとして、怪しい男女2人組の出現や、病気で倒れる悟空、物語が進むことで深まる謎など、ミステリーを感じる展開がとてもおもしろいです。
物語の構成ももちろんですが、登場するキャラクターがそれぞれ魅力にあふれているのもドラゴンボールの特徴。少年だった主人公が成長して大人になるくらいの時間経過がある漫画も珍しいと思いますが、悟空が家庭を持ったり、ブルマがまさかの人と結婚したり等、その時間経過で変化する人間関係もドラゴンボールに惹きつけられる魅力の1つではないでしょうか。
まだ読んだことがない方には、『ドラゴンボール』を読むことをぜひおすすめしたいです。