TYPE-MOONの大人気作品!『Fate/stay night』レビュー!
このアニメは「聖杯戦争」という戦いを描くものだ。「聖杯戦争」とは7人の魔術師、通称「マスター」とそれらに仕える7騎の使い魔、通称「サーヴァント」がたった1つの願いを叶える「聖杯」を巡って戦うものである。
サーヴァントとして召喚されるのは過去の英雄たち。アーサー王やギルガメッシュ、はたまたメデューサなど、貴方が聞いたことがあるような英雄たちが登場する。
また、それぞれのサーヴァントには「宝具」と呼ばれる必殺技のようなものがある。例えば、アーサー王の宝具「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」。アニメで描かれる宝具のシーンは迫力があり、このアニメのイチオシポイントとなっている。
またそれぞれのマスターとサーヴァントとのストーリーも1つ1つ深く、思わず主人公ではなく敵のことを応援したくなってしまうほどだ。
ここまでこのアニメの良いところばかりを上げているが、ではなぜ評価が9なのだろうか。その理由は、このアニメの放送時期にある。このアニメは2006年のアニメなので、2020年以降の絵柄とは大きく違う。よって、「絵柄がきれいでないと嫌だ!」という方にはあまりオススメしづらい。
だが放送から15年後も続編などが作られているほどの人気があり、なおかついい作品なので、ぜひお勧めしたい。