シナリオ、アクション性、難易度は最高作品
『ダークソウル』や『アーマード・コア』など、高難易度のゲームを作ることで知られているフロムソフトウェアの作品。今作も例によって高難易度ですが、ほかのゲームに比べても突出して難しい作品になっています。他のゲームであるようなレベル上げや装備集めなどはほとんどなく、起死回生のアイテムなどもほぼありません。また、フィールドによっては上に下にと移動しながら戦う必要もあるため、より繊細な作業と集中力が必要になります。他プレイヤーとの協力プレイもありません。何度もゲームオーバーになって上達するしかありません。
戦闘システムの面白い点として「敵の体力を0にする」のではなく「敵のスタミナを0にする」ことで、相手にとどめを刺すことができます。
攻撃を当てるだけでなく、いかにタイミングよくガード・回避するかがポイントになってきます。
難解な内容なシナリオの多いフロム作品ですが、今作は比較的わかりやすい話だと思います。隻腕の忍である「狼」と、主である「九郎様」が、ともに「不死」を巡る争いに巻き込まれていきます。エンディングは3種類あり、エンディング分岐の条件もそこまで難しい、見つけにくものではないので、どのエンディングも見やすいと思います。