ひとりが始める双子の復讐劇
舞台はとある孤児院から始まります。
養子を探している、「オリゴン村」に住む老夫婦が孤児院を訪れたことにより、物語が進んでいきます。
主人公であるミギとダリは、どうしてもオリゴン村に行かなくてはならない理由がありました。
しかし老夫婦は1人しか養子に迎え入れない様子。そこでミギとダリは協力し、1人の人間として老夫婦の家の養子になる事に成功します。
この作品の素晴らしいところは、やはり双子の入れ替わりギミックでしょうか。
「え!?そんな風に入れ替わるの!?」とか、「いやいやそうはならんやろ!」みたいな展開が盛りだくさんで、最初からもう大爆笑させてもらえます!
絵がほかの作品に比べ少し独特なので、そこで観るか考える人もいるかもしれませんが、その絵もどんどん癖になってきます。
BGMも逸品で、とにかくあらゆる方面から笑わせに来ます。
そうかと思いきや話が進むにつれて雲行きが怪しくなっていき…。
この作品は実はサスペンスで、ミギとダリの母を殺した犯人がこの村にいるのです。
暖かい村に隠された秘密を暴き、母を殺した犯人に復讐をする。
最後までシリアスにさせないギャグサスペンス!サスペンスの苦手な人でもとても入りやすく、笑える作品です。