見返したい作品
映画館で鑑賞しました。さすがジブリなだけあって、映像が非常に綺麗で見入ってしまいました。
最初は「主人公の孤独感」や「家族に対して言葉にできない思い」を、少しづつ時間をかけて家族との信頼関係を築いていく中で「言葉」として紡いでいくことを描いたストーリーなのかなと思い、拝見していました。
ですがストーリーが展開されていくなかで、よく分からなくなっていきました。
ファンタジー要素が強くて、気持ち悪い鳥たちやその他の登場人物も多く、関係性や繋がりを整理することが難しかったです。監督が作品を通して伝えたいメッセージは何なのかを考えながら拝見していましたが、よく分からなかったです。
普通「よく分からない映画」となると「もう見たくない」となりがちなのですが、この作品に関しては全くそうは思わず、むしろ「もう一度見て理解したい」という気持ちにさせられました。よく分からず、見た人を考えさせるのが魅力なのかなとも思いました。
またゲスト声優を起用していることが作品の魅力の1つですが、聞くと素人だと分かるような演じ方をされてる方もいました。そこは違和感が満載で世界観が歪んでしまったように感じられて、残念だったかなと思いますが、全体的には良い作品だと思います。