Nissy / 西島隆弘

Nissy / 西島隆弘

Nissy(ニッシー)とは、日本の歌手、俳優である。本名は西島隆弘(にしじま たかひろ)。1986年9月30日生まれ、北海道札幌市出身。2005年に音楽ダンスグループ・AAAのメンバーとしてメジャーデビューし、同年の日本レコード大賞新人賞を受賞した。グループ活動と並行して俳優としても高い評価を得ており、初主演映画『愛のむきだし』(2009年)ではキネマ旬報ベスト・テン新人男優賞などを受賞している。
ソロアーティストとしては2013年より「Nissy」名義で活動を開始。セルフプロデュースによる「Nissy Entertainment」を掲げ、2019年には日本人男性ソロアーティスト史上最年少かつ活動開始から史上最速で4大ドームツアーを開催した。その後も規模を拡大し、2022年から2023年にかけては史上2人目となる6大ドームツアーを成功させている。2024年から2025年にかけては、ソロアーティストとして史上初となる2度目の全国6大ドームツアーを敢行し、全公演ソールドアウトを記録した。
長年AAAのメインボーカルとしてグループを牽引してきたが、2022年にエイベックス・マネジメントとの契約満了を経てエージェント契約に移行。2026年2月11日には、喉の治療に専念するため同日付でのAAA脱退を発表した。

Chisa03のレビュー・評価・感想

Nissy / 西島隆弘
10

ソロアーティスト史上2人目6大ドームツアーで最多動員数を獲得した男性アーティストはこの男!

Nissyこと西島隆弘とは、avex所属のアーティスト。ダンスボーカルユニット「AAA」のメンバーであり、メインボーカルを務める歌唱力の持ち主。
彼の魅力の最大のポイントは「セルフプロデュース」。ここだけ聞くと「どこが?」と思われがちだが、アーティストとして大切な部分は全て自分で構成し、西島自身がスタッフを動かしているといえば伝わるだろうか。
特にライブでは本人の「やりたいこと」ではなく、あくまでもファンの目線で「されたら嬉しいこと」を前提に盛り込んでいる。
彼のライブはファンを一瞬も飽きさせない構成となっている。どのアーティストでもあるような中だるみの時間がないのだ。
ステージがスタートすればそこは西島の世界観そのもの。ファンは一瞬にして彼にくぎ付けにされる。
中でも彼自体が演出に力を入れていることが明確にわかる瞬間がある。それは映像。幕間の映像ではまるで映画を見ているかのような錯覚を起こす。
「次はどんな展開になるの?」「ここからどうなって行っちゃうの?」とファンの心を煽って最高潮のところで曲を繰り出す。
「これで彼に落ちない人はいるのか…」と思える演出だ。

そしてライブではおなじみになってきた生着替え。毎年ライブツアーになると、その年の干支の着ぐるみで登場し、そのまま移動しながら曲間中に着替えるという演出がある。途中で挟んでくるボケなどもファンの間では話題になっている。
そして6大ドームツアーでは、ファイナルでようやく実現にこぎつけることができた気球に乗っての演出。
これは地上を走るトロッコなどでは距離があって、同じ目線で見ることができないファンの傍に行きたいという西島独自の演出。
この気球があるからこそファンは、前の席がいいとは思わず、チケットが当たるだけで嬉しいという気持ちになれる。
そんな彼から生み出されていく歌声と曲たちは、ファンの心を掴んで止まない。なぜなら彼はエンターテイナーだから。

Nissyは活動10周年で、初めてのファンクラブ会員限定イベント「Nissy Meet You」を開催するのだが、ここでも西島のこだわりが見える。なんと機材を持ち込むというのだ。最高の音響でライブに来た感覚を味わってほしいという本人の意思。
ドームツアーに外れてしまった人への配慮と、円盤もいいが「やっぱり生音ってすごいんだ!ライブに行きたい!」と思ってほしい気持ちの表れだという。
Nissyの活躍にぜひ注目してほしい。