バレー熱に火をつけた「ハイキュー!!」の魅力
高校バレーボールを題材にした少年マンガ。主人公は、天才セッターと呼ばれた「影山」と、低身長ながら高い運動神経の持ち主のバレー素人の「日向」。
2人の出会いは中学3年、日向にとって最初で最後の公式戦で、影山率いる北川第一中と対戦し惨敗してしまう。
試合後、影山に目指したバレーを否定されたことから、日向は影山へのリベンジを誓い、憧れの「小さな巨人」と同じ高校・烏野高校へ進学するが、そこで影山と再会しチームメイトとなる。
最初は反発してしまう2人がお互いを高め合い、主人公2人を中心にチームメイトさらにライバル校の選手が、変化し進化していく。
辿り着いた全国大会の試合。特に「ゴミ捨て場の決戦」はファンの間でも印象に残る試合となっている。
高校卒業後、プロ選手となり初めて2人が対戦するリーグ戦は、かつてのチームメイトが集まり、2人の対戦を見守る。
春高バレーで対戦したライバル達はチームメイトとなり、一歩も引かないハイレベルな試合展開に、コートの2人も楽しさを隠せないでいた。
このリーグ戦の戦いは、マンガを飛び出し、「ハイキュー!! × V.LEAGUE SPECIAL MATCH」として行われ注目を集めた。
さらにマンガの最終回では、日本代表として東京オリンピック予選を戦う2人。
マンガの完結も2020年7月となり、実際の東京オリンピックとリンクさせて、幕を閉じるところもファンを喜ばせた作品である。