アニメ「七つの大罪」のレビュー(ネタバレあり)。魅力的で個性豊かなキャラと強烈なバトルシーン
「七つの大罪」は鈴木央による漫画が原作で、伝説の騎士団を描いています。物語はメリオダスとエリザベスを中心に、王国の陰謀や謎解き、バトルなどが展開されます。アニメの放送は1期(2014年)、2期(2018年)、3期(2019年)、4期(2020年)と、4期に分けて放送されました。
本作はストーリーとバトルシーンの評価が非常に高く、構成やテンポが優れているため飽きが来ません。感動、シリアス、胸熱などのシーンもバランスよく描かれており、伏線も適切に回収されています。私の好きなシーンは、メリオダスが本来の力を取り戻し、十戒の前に立ち向かう場面です。彼の強さと覚悟(余裕)が感じられる瞬間であり、BGMと相まって物語のクライマックスとも言えるシーンです。
また、魅力的な点として個性的なキャラクターが多く登場します。敵キャラでも思い入れを抱かせるほど全員が個性豊かで魅力的です。個人的には見た目怖いけどメリオダスとの友情を大事にするバンと、皆から愛される豚野郎ホークが好きです。
一部の視聴者からは、メリオダスのセクハラシーンや作画の崩壊が指摘されますが、個人的にはあまり気になりませんでした。
キャラクター同士が深く絡み合い、また序盤は明かされなかった事実が後々明らかになるなど、見れば見るほどに続きが気になるアニメ「七つの大罪」をぜひ見てみてください。