the GazettE

the GazettE

「the GazettE」(ガゼット)とは、日本のヴィジュアル系バンドである。2002年に結成され、2005年にキングレコードからメジャー・デビュー。都内を中心に精力的にライブ活動を行い、2006年には初の日本武道館公演、さらにアリーナ公演を成功させた。2010年には東京ドーム公演を行っている。また、テレドラマやアニメなどとのタイアップを経て、知名度が爆発的に向上した。
メンバーはボーカルのRUKI、ギターの麗、ギターの葵、ベースのREITA、ドラムスの戒の5人だったが、2024年にREITAが亡くなっている。

kanonのレビュー・評価・感想

the GazettE
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ヴィジュアル界の異端児とは

彼らは、2002年に結成された5人組のヴィジュアル系バンドです。結成初期は、「ガゼット」というカタカナ表記で、自らを「大日本異端芸者」と名乗るほどヴィジュアル界でも異端な存在でした。
ガゼットと言う名前も、カセットテープやデモテープをイメージし、「古きものを今に伝える」という意味が込められています。
音楽性は、X、LUNA SEAといった王道ヴィジュアル系とは違い、ドラムやベース音を全面に打ち出したダークさが魅力です。歌詞も、悲哀、親子愛、時には自虐的なものや変態的なものまで独特の世界観を表現し、日本に留まらず海外からの根強いファンも多いです。
彼らのライブスタイルは、アンコールが必ず有るわけではなく、アンコールが無かった公演も何公演かあります。本公演に対して自分たちはもちろん、ファンも全力で挑んでほしいと言う気持ちが強いからです。
そして、ガゼットがヴィジュアル界の異端児と呼ばれる理由は、彼らと肩を並べたバンドであるナイトメア、シドはヴィジュアル系らしいバンド構成であることに対して、それに染まらず自分たちのやりたいこと、したいことを気の向くままに自由に突き進むスタイルであるからだと私は思います。