あらゆる世代に読まれている
ドラゴンボールは主人公の孫悟空が7つ集めるとどんな願いも叶えてくれる不思議なボールを求めて様々な人との出会いがある漫画である。初めはただのボール集めであり、コメディタッチも描かれていたが巻が進むにつれてバトル要素が多く取り込まれて行く。特に青年期以降はバトル漫画の王道を行く展開になり読み者の心を掴んでいった。特に主人公が様々な敵と出会い闘うことでさらに強くなっていくところをワクワクしながら読んでいた。また、悪役の中でもフリーザの存在は当時を知る者に特別なものになった。絶対的な強さを誇り極悪非道なところが読んでいて絶望感を覚えたファンも多いことだろう。当時は悟空がどうやってフリーザを倒すのだろうと漫画を読んでいた友達と話し合ったことが思い出される。そして、悟空がスーパーサイヤ人になった時は驚きを隠せなかった。圧倒的な強さを誇っていたフリーザを追い詰めるほどスーパーサイヤ人の悟空は強かったのが今も忘れられない。その後もスーパーサイヤ人よりも強い敵が出てくる度に悟空たちはさらにその上を行く強さで敵を倒して行った。ドラゴンボールの作者である鳥山明は読む者を飽きさせない漫画を書き続けたことによって原作が終了した今でもドラゴンボールは皆に愛されている作品になった。