ワールドトリガー / ワートリ / World Trigger

ワールドトリガー / ワートリ / World Trigger

『ワールドトリガー』とは、2013年より葦原大介が『週刊少年ジャンプ』で連載を開始し、2018年より『ジャンプスクエア』に移籍した漫画およびそれを原作としたアニメ、ゲーム作品。現代の日本に、突然異世界から近界民(ネイバー)が現れ、三門市という街を襲った。そして、それに唯一対抗できる界境防衛機関「ボーダー」という組織が作られた。そのボーダーの隊員である三雲修が、異世界からやって来たネイバーの転校生・空閑遊真に出会うところから物語は始まる。ジャンプ作品としては異質であるが故、コアなファンも多い。

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ワールドトリガー / ワートリ / World Trigger
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隠れた名作・ワールドトリガーについて

アニメや漫画で人気を博している「ワールドトリガー」。街や住民を襲う近界民(ネイバー)と呼ばれる怪物から人々を守るための防衛機関「ボーダー」に所属する三雲修&空閑遊真の2人の物語。アニメは計3シーズン(全99話)・漫画は全231話と長年愛されている作品です。
ワールドトリガーの魅力は大きく分けると3つあります。

1つ目は、他作品では見られない圧倒的な頭脳戦です。主人公・三雲修はお世辞にも強いとは言えません。ですが、弱いなら弱いなりの作戦・対策を練れる頭脳があります。その頭脳はボーダー内のトップクラスの人間にも引けを取りません。なので見ていても驚かされることばかりです。
2つ目は、登場人物の多さです。登場人物が多いと覚えることが難しかったり、誰が誰だか区別がつかなくなります。ですがワールドトリガーの登場人物は1人1人にしっかりストーリーがあります。そして登場人物が多いのにも関わらずスっと頭に入ってきます。なので見ているうちに推しができていると思います。
3つ目は、唯一無二の設定&ストーリーです。私は数多くのアニメ・漫画の作品を観てきましたが、「ワールドトリガーと似たような作品を上げろ」と言われても出てきません。1つ1つの設定がとても細かく、小ネタが今でもSNSで出回っています。情報量が多いにも関わらず混乱せず見れるのは、「ワールドトリガー」の魅力です。