ここまで進化しているとは
とても面白いです!!バスケが好きな人もそうでない人でも、また、『スラムダンク』の原作やアニメをこれまで見たことがある人もない人も、みんなが楽しめる作品となっています。
特に、原作やアニメを見たことのある人たちにとっては、待望の一作と言っても過言ではないと思いました。
本作のあらすじは、インターハイでの神奈川県立湘北高校対秋田県立山王工業高校の試合がメインとなります。それだけでなく、湘北高校7番ポイントガードである宮城リョータの過去も明かされます。
原作やアニメとは異なり、リアルさを追求したアニメーションとなっているため、山王戦は、実際に試合を見に行っているかのような臨場感・緊張感を味わうことができます。
また、宮城リョータの過去は原作漫画やテレビアニメでも明かされていません。本作では、彼の視点で描かれているシーンが多く、つらい過去を仲間とともに乗り越えるところが魅力の一つになっています。
原作漫画やテレビアニメを見た人も見てない人も楽しめる内容となっていますが、この作品でもう一つ注目していただきたいのが、劇中の挿入歌です。エンディング曲である10-FEETの「第ゼロ感」とともに湘北のメインメンバー5人がゆっくり歩いてくる線画での演出は、鳥肌級のかっこよさでした。
是非劇場で見ることをおすすめします。