他のゲームでは味わえない圧倒的な緊張感
このゲームはある病院で主人公が目を覚ますところからスタートする。
ゲームが開始した瞬間の緊迫感や、そのストーリーに引き込まれる没入感は、今までプレイしたゲームの中で一番だと感じた。
プレイをしていて、戦争を題材にしている他のゲームと決定的に違うと感じた部分は、戦場を舞台にしているのにも関わらず、いかに人を殺さず誰にも見つからずに任務をこなすかに重きを置いているところである。
本作は、人を殺傷する武器が多く登場する。
しかし、それらを使って敵キャラクターを殺した場合、クリア時の評価は著しく下がる。
また、敵に自分が見つかった場合もクリア時の評価は下がる。
ゲームをクリアするまでの戦略を考える楽しさや、敵に見つからないように敵地に潜入する時の緊張感は、他のゲームでは味わえないと感じた。
また、主人公たちはある目的のためにゼロから自分たちの軍隊を作ろうとするのだが、その人員を集めるために様々な戦場を巡るのもゲームの楽しさをより引き立てていると思う。
敵地には自分が殺されるかもしれないという恐怖もあるが、自分の仲間になってくれる優秀な人材がいるかもしれないという期待や喜びも同時に存在している。
優秀な人材を集めて、すごい武器を作ったり、自分の基地を拡大して世界中に人材を派遣し、お金を稼ぐのもこのゲームの楽しさの一つだと思った。