「るろ剣」雪代縁について
今回は「るろうに剣心」に登場する雪代縁というキャラクターについて説明します。
「るろうに剣心」という漫画は、週刊少年ジャンプにて1994年から1999年まで連載された、和月信宏さんの作品です。
大まかなあらすじとしては、幕末時代人斬り抜刀齊として恐れられた伝説の剣客・緋村剣心が、明治時代にどう生きていくかという話になります。
様々なキャラクターが出てくる中で、今回焦点を当てるのは雪代縁というキャラクターです。
彼は言ってみれば物語の一番最後に出てくる敵キャラ、詰まる所、ラスボスのようなキャラクターです。
ではどんな人物なのでしょうか。
雪代縁は、主人公・緋村剣心の義理の弟になります。
幕末時代剣心と結婚した雪代巴の弟にあたり、姉を剣心に惨殺されたことから剣心を酷く憎んでいます。
剣心を如何に苦しめるかということに執着しており、そのために力をつけていきます。
倭刀術という剣術を操り、剣心と互角以上の戦いを繰り広げ、なんと一回は完全に勝利します。
そして準備していた策により、一度は剣心を失意のどん底に落とすことに成功します。
その後復活を遂げた剣心に敗れはするものの、ラスボスらしい戦いを繰り広げます。
お姉さん第一主義であり、すべては死んでしまった姉の笑顔を自分の中に取り戻すという理由のもと行動しています。
また幼いころに姉が死ぬところを目撃したために、姉と同年代の女性は殺せないといったトラウマも抱えています。
かなりねじ曲がったキャラクターとして出てきますが剣心の根っこの部分と向き合っていく物語の敵という魅力的なキャラクターになっています。