花束みたいな恋をした / はな恋

花束みたいな恋をした / はな恋

『花束みたいな恋をした』とは、2021年公開の日本のラブストーリー映画。主演は菅田将暉と有村架純。『東京ラブストーリー』『Mother』などで知られる坂元裕二によるオリジナル脚本で、終電に乗りそびれた二人が21歳で恋に落ちて、26歳で別れるまでの忘れられない恋愛を描く。坂元裕二はあくまで「普通の恋愛」を描くことを目指しており、等身大の恋愛に共感する視聴者が続出した。

05sara_12のレビュー・評価・感想

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花束みたいな恋をした / はな恋
9

余韻がすごいです。

菅田将暉くんと有村架純ちゃんが恋人役を演じる映画です。
終電を逃して出会った麦くんと絹ちゃん。同じ価値観に惹かれて会うようになり、出掛けた後は終電までファミレスで話すのが定番になっていきます。付き合ったのもまた同じファミレス。それから2人は幸せに溢れた毎日を過ごします。一緒に住むようになり、駅から家までの徒歩30分をいつも一緒に帰っていました。

フリーターで生活してきた2人でしたが、金銭的に苦しくなった麦くんは就活を決意。絹ちゃんは簿記の資格を取りました。絹ちゃんに仕事が決まっても麦くんはなかなか内定がもらえず、年を越しても就活が続きます。やっと内定がもらえた麦くん。仕事に揉まれ、ほとんどの時間を仕事に費やすようになりました。好きだったイラストを描かなくなり、いつしか絹ちゃんとの共通の話題にも心動かなくなってしまいます。変わっていく価値観、すれ違っていく2人。それでも一緒にいる2人。

ラストがどうなるのか、ドキドキしながら見ました。2人のナレーションの言い回しが小説を読んでいるようで好きでした。明るい終わり方だったけど、ハッピーエンドというのか…見終わってからもずっと頭の中がぐるぐるします。
あと無邪気な時の有村架純ちゃんがかわいすぎます。笑