ドラゴンボールという作品について
ドラゴンボールは日本の漫画家、鳥山明の作品で世界で2億5千万部を売り上げています。1984年から1995年にかけて週刊少年ジャンプで連載し、ジャンプの黄金期を支えました。この時代にジャンプは当時の新聞の発行部数を超える653万部を達成しています。漫画のジャンルは連載開始当初は、西遊記をモチーフにした冒険漫画でしたが、途中からバトル中心に推移し、人気もそれにより爆発しました。連載終了から25年が経過した現在でもアニメとして続編が作られ、2022年には新作映画として「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」が興行収益20億円を超えるヒット作になっています。またゲームなどの新作が定期的につくられ、バンダイHDが公開している2022年3月上半期の売上高実績は612億円、これは原作ジャンプの連載中の看板漫画「ONE PIECE」と比較しても3倍近い数値です。ドラゴンボールの人気の秘密、その魅力としては内容がシンプルで子供にストーリーが理解しやすい、とっつきやすいという点があげられると思います。反面、バトルシーンの迫力が魅力の多くを占めること、美形キャラが少ないといった理由から女性人気はあまりない傾向にあるようです。