たくさんのキャラクターがいてもみんな魅力的な素敵な作品
『ワールドトリガー』には「遅効性SF」というキャッチコピーがついています。そのキャッチコピーの通り、読み進めるとどんどん『ワールドトリガー』の世界に引き込まれていきます。
異世界である近界・ネイバーフッドから侵略してくる近界民・ネイバーを倒すために活動している界境防衛機関・ボーダーに所属するC級隊員三雲修がネイバーフッドで育ったネイバーである空閑遊真と出会い、幼馴染みの雨取千佳と3人でネイバーフッド遠征を目指す物語です。
この作品の魅力は、魅力ある大勢のキャラクターたちです。S級、A級、B級、C級隊員がおり、特にA級、B級隊員たちはたくさん出てきます。
主人公の修たちがB級に上がってランク戦に参加することになったことでいくつものB級部隊と戦うことになります。各部隊に戦闘隊員、オペレーターあわせて4、5人所属していて、それが何部隊もいるのですがみんな個性があります。
滅多に出てこないキャラクターにもしっかり設定が作ってあったり、最初モブとして出ていたキャラがあとからA級隊員として再び出てくることもあります。
たくさんのキャラクターが出てくる作品はキャラが埋もれてしまうことがありますが、この作品はそれぞれがしっかり主張してくるので埋もれることはありません。
男性キャラも女性キャラもみんな素敵なのでぜひ見てみてください。