秒速5センチメートル / 5 Centimeters per Second

秒速5センチメートル / 5 Centimeters per Second

『秒速5センチメートル』とは、2007年に公開された日本のアニメーション映画作品およびそれを原作とした小説・漫画などの派生作品。「君の名は。」(2016年)で有名な新海誠監督の劇場公開長編第3作目。思春期から成人までの男女の心の距離と速度をテーマとした3つの短編の連作。現実の現代日本を舞台に、少年・少女を主人公とした恋模様や葛藤が描かれる。

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秒速5センチメートル / 5 Centimeters per Second
10

映画『秒速5センチメートル』感想

2016年『君の名は』で大ヒットした新海誠監督の2007年のアニメ映画である。
海外でも多くの賞を受賞している映像美が絶賛されたSF風恋愛映画。
明里と貴樹は同じような境遇で仲の良かった小学生。
明里は東京から栃木県へ引越し同じ中学へは行けなくなる。
中学生になると文通を通じてその後も心を通わしていた貴樹だがしばらくして種子島への引越しが決定した。
もう会えなくなることを確信した貴樹は電車を2回乗り換えて明里に会いに行く。
当日は雪が降っていて電車は遅延し、約束の時間に大きく遅れることとなった。待ち合わせ時間に着いた頃には夜遅かったが明里は待っていてくれた。
雪の降る中、二人はキスをした。
種子島で花苗と出会う貴樹。花恵は引越してきた貴樹に興味をもった。同じ高校に行きたくて勉強を頑張った。告白をしようとしたが貴樹は私ではない遠くを見ている事に気づく。
東京の大学に進学した貴樹はそこで理紗と出会い付き合うが「1000回にわたるメールのやり取りをしたとしても、心は1センチほどしかちかづけなかった。」でふられる。
ある日、貴樹は小学生時代に通っていた踏切を渡っていた。明里によく似た女性とすれ違った感じがしたが振り向いた時にはもう、わからなくなっていた。
これからの貴樹が気になる映画でした。