孤狼の血

mitaka_nagawa2211のレビュー・評価・感想

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孤狼の血
7

ヤクザ映画好きにはおすすめです!

『孤狼の血』始め読み方がわからなかったのですが「ころうのち」と読みます。
簡単にあらすじを言うと広島を舞台に描かれた映画で、暴力団同士の抗争がメインなのですが、
警察の内部事情がもろに描かれている所もこの映画の見所です。
基本的に暴力シーンがメインになってきますのでR15+指定なっております。
主人公は役所広司さん演じる、大上章吾。肩書は刑事二課の巡査部。
この人は刑事側の人間ですがやってることは暴力団と変わりません(笑)
殴る蹴るの暴行はもちろん、金品の受け渡しもガンガンやります。
ですが、持ち前の経験と暴力団とのつながりをうまく使い物語をコントロールしていきます。
舞台が広島ということもあり、言葉が広島弁なところもカッコよく気づいたら広島弁が移ってます(笑)

松坂桃李さん演じる日岡秀一は刑事二課、大上の相棒です。広島大を卒業したエリートイケメンです。
しかしこのエリートイケメンは大上の悪事を暴くために県警本部が送り込んだスパイだったのです。
そんな二人が広島の暴力団抗争から起きる拉致事件など様々な事件に首を突っ込んで大暴れするのですが、
実は警察の内部には大上の敵が多く(日岡もその一人だった)大上の悪事を何とか掴もうと嗅ぎまわる連中。
大上の暴力団とつながりそこまで危険を冒してやる意味。
段々とその魅力に取りつかれていった矢先に、日岡が心配していた事件が起きてしまう。

水死体で大上が上がってくるのですがチョーリアルでかなりグロテスク(-_-;)
ここからは私の視点ですが大上…死ぬの早かったんじゃね?
そう思いました。
だって大上のインパクト強すぎて日岡じゃ物足りなかった(笑)
まぁでも優秀イケメンから覚醒日岡になってそれはそれでおもしろかったのですけどね。
次回作のlevel2に期待しましょう!