バレーボールに捧げる時間
中学3年生の日向翔陽、最初で最後の大会でコート上の王様と呼ばれる影山飛雄と対戦する。
結果はボロ負け。そんな悔しい想いをした日向は高校でのリベンジをすることを決める。
憧れの烏野高校に入学した日向はバレーボール部に向かうとそこには影山がいた。
初日から喧嘩をし、先輩に怒られる始末。最悪の出会いからこの2人が中心となり、成長していく物語である。
この作品を見て、登場人物全員に惹かれることは間違いないと思う。
部活自体に3年間をかける人もいれば、そんなに一生懸命になれない人もいる。
強者と弱者、天才と努力家というふうに様々な人物が登場する。
一生懸命になにかをがんばったことがなくても応援したくなる、共感してしまう部分がある。
また、主人公の日向は技術こそないが、身体能力の高さに恵まれている。
ライバルの影山は、才能こそあるが協調性に欠けている。
バレーボールがチームプレイの競技であるから、自分一人だけではなく、全体で成長していく。
自分自身に足りない部分があるところを色々な人と関わることで、補い合ったり挑戦していく。
とにかく、バレーボールに魅せられた登場人物たちが前進していく姿はキラキラしていて、とても憧れる。
見た人が新しいことに挑戦したくなる作品だと感じる。