仲良くなるはずのない高校同士の様々な物語、笑って感動します!
「ごめんね青春!」というドラマは宮藤官九郎脚本の学園ドラマです。
静岡県三島市にある、仏教系の男子校とキリスト系の女子高が経営難により二つの高校を合併する物語。
仏教系の男子校は隣にあるキリスト系の女子高との合併に喜びますが、純血主義のキリスト系の女子高は大反対!
しかし経営難の女子高はもう合併せざるを得ない状況で、主人公の男子校教師・原先生の提案により、
「お試し」として一クラスだけ期間限定で合併をします。
男子校の方は偏差値が低くおバカ、一方女子高の方は偏差値が高く頭がいい人ばかり。
宗派も違ければクラスの雰囲気も違う、共通点0の二つの高校が少しずつ互いに理解していく姿は感動します。
お互いが理解していくだけではなく、生徒たちと教師同士の恋愛も発展していきます。
基本バラエティ感が強く笑える場面が多いですが、恋愛模様で急にドキッとさせられるようなシーンもあり楽しめます。
私の印象的なシーンは、主人公原先生とキリスト系女子高の教師・蜂矢先生が都市伝説のハートのつり革を二人で握るところです。
ふたりでハートのつり革に握ったことに気づいていた蜂矢先生は、今までのクールで基本無感情だったのに、
事あるごとに原先生にときめいてしまいます。この蜂矢先生のギャップに思わずドキドキしてしまいました。
このドラマ内では恋愛模様だけではなく、クラスの友情、文化祭、家族の問題、
そして主人公・原先生の抱える大きな秘密など一話一話毎回楽しめて最終回まで楽しめる内容です。