9巻まで読むと絶対はまります!作り込まれた設定を見つけると、もう一度見返したくなること間違いなしです
葦原大介さんが週刊少年ジャンプにて掲載している「ワールドトリガー」は、地球が舞台となっているSF漫画です。
地球上に異世界からのゲートが開き、ネイバーと呼ばれる怪物が街を攻撃していきます。
そこに登場するのがボーダーと呼ばれる、ネイバーと戦う技術を持った人材です。
物語の中心人物は、中学三年生の三雲修と、事情があって地球にやってきたネイバーの空閑遊真。
そして兄をネイバーに連れ去られた雨取千佳です。
三雲修はトリオン量が少なく、実践になるとなかなか活躍できないのですが、
玉狛第2の隊長として敵の動きや行動、狙いを察して空閑遊真のサポートを行ったり、それぞれの配置などのコントロールを行います。
一方ネイバーである空閑遊真も玉狛第2の一人です。
実は空閑遊真は、瀕死状態になった際に体をトリガー内に封印しており、トリオン体で生活をしています。
これまでの実践経験を生かした戦い方で、素晴らしい実力を持っています。
三雲修のワイヤー戦術と合わせると、まさに敵なしといったところでしょうか。
雨取千佳はそのトリオンの量がすさまじく、敵によく狙われてしまいます。
玉狛第2の狙撃手であり、敵をねらって打つというよりはもはやすべてを破壊する、といった勢いで攻撃が可能です。
物語には複数の伏線が張られており、先の方でその伏線を回収するため何度見ても面白い作品となっています。