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映画「花束みたいな恋をした」解説!
日本のドラマ界を代表する脚本家である坂元裕二さんが初めてオリジナルの映画脚本を書き下ろしたことで、
公開前から大きな期待感を持って迎えられた映画『花束みたいな恋をした』について解説していきます。
あらすじは、駅で終電を逃したことから偶然に出会った大学生の山音麦(菅田将暉)と八谷絹(有村架純)。
好きな音楽や映画がほとんど同じで、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始めます。
拾った猫に二人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店してもスマスマが最終回を迎えても、
日々の現状維持を目標に二人は就職活動を続けるが…。というお話です。
この映画の魅力は、人によって価値観が違うことについて考えさせられるというところです。
恋愛が充実していて、羨ましく見えるあの子も実は悩みを抱えていたり、思っているほど幸せじゃなかったり、たくさんの問題があったり。
現実味のある所が多い分、人間らしさをいい意味でも悪い意味でもすごく感じる作品です。
何も知らずに見に行くと恋愛映画を見に来たのに…と少し想像と離れている部分もありますが、
現実味を帯びた「恋愛」について知ることができます。
今までの映画と比べると異端児なこの作品をぜひ見てみてください。