個性的でエモい雰囲気のバンド
羊文学はオルタナティブ・ロックバンド(ロックのジャンルですね)です。
羊文学の名前の由来は、英語でも日本語でも「羊」という言葉が入っていたら格好良い気がするため、そして音楽だけではない大きな世界観を表現するために「文学」を繋げたと塩塚はインタビューで答えています。
塩塚もえか、河西ゆりか、ふくだひろあの3人からなるバンドです。当初は5人バンドでしたが、メンバーの脱退や加入を経て、2017年から今の3人バンドの形となりました。
個人的に一番羊文学の中でおすすめしたい曲は「あいまいでいいよ」。この曲はちょうど暖かくなったこの時期に聴きたくなります。とくに伸びやかなボーカルの高音と、切ないメロディラインが特徴です。
聴く人の環境に合わせてくれて、テンポも穏やかで、耳馴染みの良いのが特徴です。
どの曲も聴けば聴くほど心地よく、何度も聴きたくなるバンドです。よくいるすぐに売れるバンドって感じじゃなく、ゆっくり世間に馴染んでいく、そんな感じのバンドな気がします。いい曲はその曲のイメージとか背景が浮かび上がってくる感じがします。
羊文学は大きな音で聴くといいです。透明感と芯の強さが共存するボーカルの声が、グランジ(ロックのジャンル)っぽい音に乗るのがいいんです。