頑張っている戦闘シーン
ゲームでも有名なfateを手掛けたufotableが作ったアニメです。夜に活動し、人を殺して食べ力をつける「鬼」と呼ばれる存在に家族を殺され、妹も鬼にされてしまった主人公、炭治郎の話です。原作は、週刊少年ジャンプでの漫画。鬼と戦い、傷つきながらも心身ともに徐々に強くなっていく炭治郎と増えていく仲間と理解者。アニメの見どころは、やはり日輪刀と呼ばれる日本刀での戦闘シーンではないでしょうか。キャラクターが複雑なデザインが施された羽織を翻し敵を翻弄する動きも全く違和感がなく、とても細かく繊細です。そのクオリティにスタッフに恵まれた、と強く実感することでしょう。ストーリーも面白く、特に倒される際に出てくる、何故人間から鬼になってしまったのかという理由が見ていて辛くなります。鬼にも心を寄せ、決して踏みにじらない炭治郎はとてもやさしい少年なのだと思えます。
シリアスな反面、笑えるシーンも多く炭治郎と周りのキャラクターが織りなすドタバタ劇や存外ひどい言い方も面白いものが多いです。
特に、善逸のうるささには笑いが止まりません。ここぞという時には、しっかり決めてくれるキャラクターなので余計にギャップが面白く感じます。
格好良さと面白さが一つの作品で味わえるアニメだと思います。