ドラクエシリーズ最高傑作といえばこれ!
35周年を迎えるドラゴンクエストシリーズのナンバリング8作目。2004年にPS2で発売されたのが「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」です。
ドラクエにはいくつも名作があります。初めて転職システムが導入された「ドラクエ3」。親子3代に渡るストーリーと、未だに論争やまぬ嫁選びがプレイヤーを悩ませた「ドラクエ5」。それでもわたしはこの「ドラクエ8」を一押しします。
この作品と出会って15年以上経ちますが、「結局、何が一番魅力なの?」と言われるとなんとも難しい。。。シリーズ初のスキルシステム、テンションシステム、錬金釜、キャラクターが等身大化され3D化した等々、魅力はたくさんあります。そういった数々の魅力の中で何がこのドラクエ8を傑作たらしめているのか。それはわたしが思うに「あ、ドラクエの世界ってこんな感じなんだ」ということを、初めてリアルに表現できた作品だからではないでしょうか。
ドラクエで遊んだことのある人は誰しも、「ドラクエの世界に入ってみたい!」「自分も冒険してみたい!」「モンスターにむかってメラゾーマぶっ放したい!」と思ったことがあるはずです。
中世ヨーロッパのような世界観。そして鳥山先生デザインのキャラクターが作り出す温かな雰囲気。そういった世界に飛び込んでみたいと思いつつも、わたしも含めドラクエを愛する子どもたちには叶わぬ夢でした。その夢を実現させてくれたのがドラゴンクエストVIIIなのではないかと、私は思っています。
見渡す限り広がるフィールド。一歩一歩、時間をかけて歩みを進めるキャラクター。戦闘シーンでは主人公たちが飛び跳ねてモンスターを斬りつける!スライムもジャンプして反撃!
ドラクエの世界って、やっぱりこうなっていたんだなあという僕たちの夢を、想像を実際に見せてくれた作品。それがドラクエ8だったんじゃないかなと思います。2004年に発売されたゲームとは思えないシステム面の完成度とともに、ドラクエの世界観を堪能させてくれるドラクエ8。
私のイチオシ作品です。