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日本映画の最高傑作!シン・ウルトラマン
これから日本映画を語る上で、避けることできない映画です。
昭和で再現できなかったことを、令和の技術で完全再現。初代ウルトラマンのことを無知でも問題ありません。ウルトラマンのこと知らなかった人でも十分に楽しめる映画に仕上がっており、高評価を得ています。ウルトラマンファンなら、さらに楽しめて興奮すること間違いなしです。初代ウルトラマンのオマージュ、当時のBGMや効果音が使われており、制作スタッフのウルトラマンへの尊敬を感じられます。本作は、現代に怪獣やウルトラマンが出現したらどうなるか?を見事に描いています。ただの仕切り直されたウルトラマン映画になっていません。ウルトラマンを観ているが、ウルトラマンを観ていることを忘れさせられました。ウルトラマンの文化と新しい要素のバランスが絶妙で、怪獣やウルトラマンのアクションはもちろん、禍特隊の人間関係、社会の影響、政治の反応、など具体的に表現しています。細かい演出やサプライズも多数ある為、1回では全てを把握しにくいかもしれないので、2回ぐらい観ることお勧めします。