ドロヘドロ / Dorohedoro

ドロヘドロ / Dorohedoro

『ドロヘドロ』とは2000年から2018年まで連載された林田球のダークファンタジー漫画、及びそれを原作としたアニメ。退廃的な背景やオリジナリティ溢れる魔法の設定、グロテスクでユーモラスな世界観、敵味方人外問わず憎めない愛嬌を持った魅力的なキャラクターが話題を呼んだ。記憶喪失の主人公・カイマンは、自分の頭部をトカゲに変えた宿敵の捜索の傍ら魔法使いの練習台にされた人間が住む町・ホールで仲間と愉快な日々を送っていたが、そこへ魔法使いの世界の実力者・煙ファミリーの刺客が襲い来て壮絶なバトルを繰り広げる。

0atotsuki-natsukiのレビュー・評価・感想

ドロヘドロ / Dorohedoro
10

これこそが混沌アニメードロヘドロー

一言で表すなら「カオス」そのもの。2000年から2018年に連載されていた人気コミックをアニメ化したもの。
魔法使いにトカゲの頭に変えられ記憶をなくした「カイマン」と謎おおき女「ニカイドウ」が主人公で、カイマンの姿をトカゲに変えた魔法使いを探しだし、カイマンを元の姿に戻すストーリー。
ストーリー設定も面白いけど、アニメの描写表現や色使い、話の繋げ方など全てが完璧でカオス。また、楽曲もカオスそのもので、アニメの世界観ともマッチしていて楽曲にも注目できるため、オープニング・エンディング共に最後まで目が離せない。
グロシーンもあるがなぜか思ったよりグロくない。また、敵役の「シン」「ノイ」「エン」などのキャラクラーも主人公の2人と同じほどフォーカスされていることから、視聴者は全キャラクターのファンになることは間違いない。
また、人気であるのになぜかアニメの2期が作製されず、アニメから入ったファンは待ちきれずに漫画を集めるというほどの面白さで、なぜか病みつきになるアニメである。
ファンは首を長くして2期作製を待っているが、今のところ作製の予告はないが、今後最も期待されるアニメであると言える。このアニメを視聴後は必ず大葉餃子が食べたくなるだろう。