最高の少年マンガ
見ていてハラハラするような緊張感のある場面とそこからのスカッとするようなバトル展開が魅力の作品。
主人公の孫悟空含め、サブキャラや悪役なども引き込まれるような個性を持っています。
鳥山明氏の逸脱した画力と見やすいコマ割り、不思議な雰囲気が見ていて楽しいです。
ストーリーは非常にシンプルでわかりやすく、強敵となるベジータやフリーザなどをいかにして倒すかが主体になっており、その過程にある修行シーンやキャラ同士のドラマも見どころです。
メインとなる悟空もただ強いだけでなく、純粋な心とひたむきさで色々な人物たちと友好関係を築き、いつの間にか敵ですらも仲間にしてしまうカリスマ性があります。
原作はもうすでに終了していますが、今もなお高い人気を誇るのは作品の良さだけでなく、唯一無二のキャラクター達の存在も大きいと思います。
個人的には人造人間編以降が好きで、やや難解で先が読めない所と悟空たちだけでなく新キャラのトランクスや人造人間たちが入り乱れる群像劇感が他の章にはない味が出ていて新鮮でした。
原作以外ではアニメでGTや超などいった形でオリジナルで続編が続いておりますが、そちらも独自のドラゴンボール感が出ていて十分楽しめます。
今後もドラゴンボールのさらなる展開に期待しています。