自然とハマるbacknumber
backnumberは2004年に結成したロックバンドです。
恋愛を等身大にしたような曲が、若者を中心に老若男女に人気です。backnumberの人気が尽きない理由は、シンプルで分かりやすく表現された歌詞だと思います。例として挙げられるのは、「花束」です。この曲の歌詞には、女性が未来のことを心配し、不安になり、男性に「これからどうなると思う?」というような問いかけをしますが、男性は曖昧な答えを言います。ですが、男性は心の中では、きっとこれからも彼女のことを大事にしていきたいという気持ちがあるといったような、男性が思っていることを恥ずかしくて伝えれないという分かりやすい表現になっています。
また、backnumberの曲は、しんみりとした失恋の曲が多いです。その「しんみりとした」にも、様々な種類があります。ここでは「思い出せなくなるその日まで」と「僕は君のことが好きだけど君は僕を別に好きじゃないみたい」を挙げます。まず「思い出せなくなるその日まで」です。この曲の冒頭の歌詞の「世界で1番大事な人がいなくなっても日々は続いてく思い出せなくなるその日まで何をして何を見て息をしていよう」に注目です。
世界で一番愛していた人を無くした今も変わらず月日は流れるが、私は何をして生きていけばいいのか、思い出せなくなる日がくるのか、というような夢のような思いを感じ取れます。この曲は、大切な人に振られた、または、大切な人が亡くなってしまったなど、聴く人によって、どういった悲しみなのかという答えが分かれてくる曲になります。
そして「僕は君のことが好きだけど君は僕を別に好きじゃないみたい」は題名からも分かるように、片思いの男性を連想する曲となります。
このように、backnumberのしんみりとした曲でも、曲によってはどのような悲しさなのか、どういった人に届いて欲しい曲なのかが、違い、そこがまたbacknumberの魅力とも言えます。これらの点を踏まえて私はbacknumberを皆様に自信を持ってオススメします。