るろうに剣心 不殺(ころさず)を誓った伝説の剣客「人斬り抜刀斎、緋村剣心」が繰り広げる王道バトル漫画
幕末期、倒幕派の志士として多くの人々を殺め、伝説の剣客「人斬り抜刀斎」と恐れられた「緋村剣心」は幕末の動乱終結と共に姿を消した。
時は経ち、明治11年の東京。物語は「不殺(ころさず)」を誓い10年間、流浪の旅をしてきた剣心が、剣術道場の師範である女性、「神谷薫」に出会うところから始まる。ある事件で薫を助けた剣心は、薫が営む道場に居候することになった。薫の道場で暮らしながら、周辺で起こる事件を、人が斬れない刀「逆刃刀」を駆使して解決し、やがて剣心の評判は高くなり、彼の正体が人斬り抜刀斎であると気付き近づく者も現れ、人斬りの感覚が目覚めていくことに葛藤していくが、薫がそばにいながら剣心を支えていく。
しかし、かつての仲間、「志々雄真実」が京都で暗躍し、国内でまた動乱が起こりそうだと感じた剣心は、自らの意志で薫に分かれを告げ、道場を去る。
志々雄真実を倒すべく、更なる力を手に入れたい剣心は、逆刃刀をくれた刀匠、剣術を教えてくれた師匠の元を目指す。
心優しい青年はなぜ人斬りになり、人斬りを辞めたのか?
時代の動乱、師匠との出会い、そしてある女性の存在が「人斬り抜刀斎、緋村剣心」作り上げ、その時出来た「ある私怨」が日本の行く末を左右する事件に繋がる。
自身で切り開いた新たな時代、「明治」に答えと生き方を見出していく一人の剣客物語。