30年以上経っても続く名作
連載開始から30年以上愛され続ける名作。
子どものときは、かっこよさや技にあこがれで真似をしたりした。
しかし、大人になって読むと、シンプルな台詞や展開だがそこに熱さをとても感じる。
説教臭さが一切ないのが逆に何かを考えさせられる。
可愛くもかっこいいキャラたち。主人公から脇役まで個性があり、憎くかったり、嫌いなキャラはいないほど、魅力的。
そして、先生の画力の高さは漫画界最高。
バトル漫画だと絵がわちゃわちゃしがちになるが、ドラゴンボールは違う。
ひとつひとつのコマの中でどんな技がでているかがわかり、コマわりもわかりやすいので、
コマの流れに沿って行けばバトルの流れもわかる。長時間読んでも疲れない。
バトルの描写が何をしているのか分かりやすい上に迫力があるし、動きもある。
メカの描き込みも凄く、何気ない山々とかの自然の風景もきれい。
自分はとっくに大人になってしまいましたが、今もたまに読み返しては読み終わる場所がなく、
どんどん引き込まれていき、気づけば全巻読んでしまう。
自分の子どもには何も言わずドラゴンボールを1巻から渡しても問題なく読めるだろう。
ドラゴンボール超という続編もあるので、ぜひ、最初から読んでどんどんハマって、続編まで楽しんでほしい。