タイムスリップ ミステリー 推理
主人公藤沼悟は平凡な29歳。そんな彼にはある能力がありその能力は「リバイバル」という数秒前の時間に巻き戻ることができるというもので彼にとってどうでもいいものだった。しかし、その未来とは決まっていつも良くないことが起きる前兆であり、子供のころからヒーローに憧れていた彼は見て見ぬ振りもできず「リバイバル」が起きるたびに周りを確認し、何か違和感がないかと探し最悪な事態をいつも変えていた。
ある日「リバイバル」が起きた時、最悪な事態は逃れたが交通事故にあってしまい入院してしまう。そんな彼を見舞って母が訪れた。幸いけがは軽く退院し、久しぶりに母と買い物をした帰りに「リバイバル」が起き周囲を確認するが何も変化はなかったかに思えたが、彼の母は目の前で誘拐事件が未然に防がれたこととその際犯人に顔を見られており、その瞬間過去に似た誘拐殺人事件の犯人が誰だったのか気づいたが息子には何も言わずにいた。そんな中、ある日突然母親が何者かに殺されてしまい突如として「リバイバル」が起き小学生の頃まで戻ってしまう。彼はその時に戻った過去で今回の母親の殺され方が過去に起きた事件と手口が同じことに気づく。そして母親を殺した殺人犯の手がかりとこれから起こる誘拐事件を防ぐため未来を変える戦いが始まるのだ。