結婚前に見ておきたい映画!
この映画は、2日後に結婚式をおこなうダグをお祝いするために、ダグの親友のフィルとスチュ、そしてダグの義理の弟であるアランの4人でラスベガスに向かうところから物語はスタートします。
フィルとスチュは、ラスベガスの高級ホテルのスイートルームを用意し、独身最後の夜を楽しもうと4人で乾杯をします。
そして、翌朝目が覚めると、全員記憶が無くなっています。
ダグの姿が消えており連絡が取れません。スイートルームは部屋中が荒れに荒れており、テレビはバキバキに割れ、ソファはバラバラになっています。スチュの前歯は一本抜けていて、何故か抜けた歯はアランが持っています。アランがトイレに行くと、そこには何も繋がれていないトラがいます。クローゼットの中には誰の子かもわからない赤ちゃんが入っており、スチュ、フィル、アランの3人は大慌てです。
そんな中、ダグの結婚式があるので帰らなければいけません。
3人はダグを探すため、わずかに残された記録やポケットに入っていたヒントを元に、無くなった記憶を遡る旅に出ます。
この作品の1番の見どころは、記憶を遡る度に新しい事件が発覚し、その原因が全て繋がっていくところです。
例えば、ダグを探すためホテルに預けていた車がパトカーに替わっていたり、フィルの手首には入院した際のリストバンドが付いていたり、1つ事件を解決するために場所を変えると、また新しい事件のヒントが見つかっていきます。
最初に結果だけがわかっており、なぜそうなったのか、そのプロセスを紐解いていくミステリーやサスペンスが好きな人に是非おすすめしたいです。
3人が朝起きたら、滅茶苦茶な状態で何故そのような状況になったかを予想しながら観ることもできます。
しかし、ミステリーやサスペンスと違い、真剣なシーンはほとんどありません。
さまざまなシーンでお笑いの要素がたくさん仕掛けられていて、爆笑間違いなしです。
下品なお笑いも多く盛り込まれていますので、好みが別れるかと思いますが、バカバカしく思い切り笑えます。
本編のゴールはダグが結婚式に間に合うことですが、果たしてダグはどこに姿を消してしまったのでしょうか。
3人は無事に全ての記憶を取り戻し、ダグを見つけ出せるのでしょうか。
この映画の様に、独身最後のパーティーをド派手に開催し、良くも悪くも独身中にしかできない様な遊びをし、ハメを外してみたくなります。
そして、ただバカ笑いしたくなったときにハングオーバーを見ると笑顔になれることでしょう。
私自身も定期的に見たくなる作品です。