究極の達成感
このゲームは死にます。死んで死んで死にまくります。しかし挑戦を続ければ最後には必ず勝つ事ができます。その瞬間の高揚感や達成感、興奮は他のゲームでは得難いほど凄まじいものです。自分が実際にその場で命を賭けて戦っているかの様な緊張感。何度も死にながらも少しずつ勝利に近づくほど心臓の鼓動が高まっていく経験をしたのはこのゲームが初めてです。しかしこのゲームの魅力は戦闘だけではありません。時は戦国時代。葦名という架空の国が舞台になっており、その背景の美しさにも目を奪われます。桜が咲き誇る美しい景色の中にどこか戦争の生々しさがあり、目を奪われます。そして敵のビジュアルも素晴らしい。馬に乗り巨大な薙刀を振り回しながら戦う鬼刑部という敵が、sekiroで最初に本格的に闘う事になる大ボスなのですが、初見ではその圧倒的な迫力と強さで勝てる気がせず、軽く絶望しました。しかし諦めずに戦闘を繰り返し、少しずつ相手の攻撃を分析し、最後に勝利した瞬間には、このゲームが人生で1番のゲームになると確信しました。またsekiroの世界観や設定の底なしの奥深さも大きな魅力の一つだと思います。ストーリーを最後までクリアすれば、物語はすっきり完結し納得する事ができるのですが、それでも無限にと言えるほどあらゆる考察ができるほど奥深いのです。自分もゲームを何周もし、色々な考察をしているのですが、それでもまだ足りません。