人生の教科書の1つ
ハイキューの名の通りバレーのお話。中学3年生の「日向翔陽」は中学最後の大会でやっと集めたメンバー達と予選を戦う。しかし運悪く1回戦は優勝候補。その中でも「影山飛雄」はコート上の王様と言われる程の天才プレイヤー。そんな相手に勝てるはずもなく、挙句の果てに「お前は3年間何やってたんだ!」と影山に激励される。「お前がコート上の王様なら俺はそれよりももっとコートにいてやる!」と高校での再戦を決意する。
かくして日向は夢見ていた烏野高校に入学。体育館へ行くとそこにはあの影山の姿があった。 1度戦った最強の敵同士が今度は最強の味方になって再開するというドタバタ展開。しかし影山は日向の才能を見抜きそれを開花させ誰も追いつけない攻撃、名付けて「変人速攻」という形で2人は有名コンビとなる。
しばらくは初見殺しということもあり通用していた「変人速攻」も強いところと戦うと通用しなくなっていく。次第に日向は影山に頼るのではなく空中で自分も戦いたいと必死に努力し、あの「変人速攻」を進化させ予選を勝ち進み、春高の全国へ出場する。そこで「強いやつ」に会いまた一段と進化する日向。その武器で全国の強豪へと挑んでゆく。
この作品の魅力はなんと言っても日向の成長物語。物語序盤は下手っぴ日向と言われもしたが、終盤は「君こそはいつでも万全な状態でいて欲しい」と言われる程。面白いのにすごく泣けてくるストーリーです。勿論日向だけではなく他のキャラの掘り下げや活躍シーンもあり誰を推しにするかほんとに悩む作品です。それにハイキューは名言もとても多いです。それを糧に生きている自分がいるのでグッとくること間違いなし!!