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正義が暴走した警察によるクーデター
篠原涼子主演のドラマが映画化。今回の舞台は主人公の娘が警察病院で立て篭もり人質テロ事件が発生。ネタバレになるが病院を占拠したテロリスト制圧及び人質救出に向かった初動のSAT特殊部隊が裏をかかれて全滅した。と思えば実は一番最初に突入したSAT特殊部隊こそが実は全員、現職の隊員。合流した部隊の元にとある男が君臨した。男の名前は後藤国明で元SAT隊員でかつては警察学校の教官であったものの警察内部の不正を告発しようとして無実の罪で8年間刑務所に服役していたことがあった。そんな男が要求した内容は警察が不正に流用した裏金を世間に公表することという流れになります。その他には警察が隠し持っていた生物兵器を強奪してもし、要求に応じないのであればその生物兵器を東京全土にばら撒くと言う強迫をしていく様とかハラハラしました。警察側もそりゃあ裏金の存在を世間に知られる訳にはいかないですからそこならではの頭脳戦。長官が人質に取られ、殺害されれば自分が後継者になれるという目が眩んだ幹部の出世欲がクォリティ高くポリスアクションにしては上出来だと思いました。この警察の悪事が実際に起こると考えると私たちの生活が脅かされることになると思うとゾッとしました。