これぞ青春という感じです
190cmという身長でもバレーボールの世界では小柄と言われる中、周りより一回りも小さいのにエースと呼ばれる「小さな巨人」に憧れ烏野高校に進んだ日向翔陽。
圧倒的なセンスを持ち同学年の中でもずば抜けた才能を持つが、それの才能を上手く使うことが出来ず仲間から見放されてしまった「コート上の王様」と呼ばれる天才セッター影山飛雄。
この2人は中学時代に試合をしたのですが、その差は一目瞭然。部員が集まらず、最初で最後の公式戦をわずか33分で終わらせてしまった日向翔陽は「お前は3年間何やってたんだ」と影山飛雄と言われ、打倒影山を誓い憧れの「小さな巨人」がいた烏野高校に進学します。そこにいたのは影山飛雄でした。
この2人が同じチームメイトとしてどう成長していくのか、その物語が話を重ねるごとに面白さが増していきます。
日向、影山だけでなく、烏野高校男子バレー部の仲間や合宿で出会う他校の生徒との関わり、成長が目に見えて分かるので本当にかっこいいです。
バレーボールのルールが分からなくてもこのアニメを見ればいつの間にかルールを覚えてしまっているし、高校3年間の部活を通して学べることがこのアニメには詰まっています。
ザ・青春!という感じでいつ見てもキラキラした高校生たちの物語をバレーボールという競技を通して感じることができます。
日向と影山は大人になってまたネットを挟んだ敵同士になります。
自己中の王様という意味でコート上の王様という異名をつけられた影山も、烏野高校男子バレー部に入部したことにより、徐々に信頼を覚えていきます。
何度見ても飽きない最高のスポーツアニメです。